こんにちは。はしまさです。
寝苦しい夜が続いている今日この頃。
暑くて、寝つきが悪く、そして目覚めも悪い。
寝不足感があって、辛いけれど、それでも朝から自分のやるべきことに取り組むようにしています。
毎晩、寝る前には筋トレを軽くしてますし。
継続は力なりです。
さて、今週の相場展望を見ていきたいと思います。
先週の振り返り
先週の予想相場はどうだったのか。
記事はこちらになります。
結論は、円安に進行しました。
先週の予想相場は、円安進行を第一に考えており、もし途中で円高要素のニュースが流れ始めたら、円高かなという程度でした。
これが円安相場のシナリオ。

そして、こちらが円高相場のシナリオ。

そして、こちらが、結果です。

見ての通り、145.5円付近で一回反発されたものの、その後ブレイクし、146.4円付近まで円安となりました。
第一の予想通りの展開となり、利益は取れたんじゃないかなと思います。
私は、というと。それほど元手が多くありませんが、+26,480円でした。
まずまずじゃないですかね。

お米代くらいにはなったでしょう。
ドル円相場の展望
さて、過去の振り返りはそこそこに。
これからのドル円相場が気になるところですよね。
過去は振り返っても、悔やんでも、利益が上がるわけではないですからね。
早速、今週のドル円相場の展望を見ていきましょう。
対象は、下記の1週間(緑縦ラインの間)が対象となります。

私のドル円相場の動きは、どう予想しているのか。
まずは、気になるニュースをピックアップします。
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ウォラー理事はCNBCで、関税によるインフレへの影響は短期的なものにとどまる公算が大きいとの認識をあらためて表明した。一方、リッチモンド連銀のバーキン総裁は、ロイター通信とのインタビューで、関税がインフレを押し上げるリスクがある一方で、米国の雇用市場と個人消費は堅調だとし、利下げを急ぐ必要はないとの見解を示した。
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カマクシャ・トリベディ氏らゴールドマン・サックス・グループのアナリストは、「足元では地政学的な緊張の高まりを背景に、ドル上昇の可能性があるとみている。弱気のポジショニングに加え、海外でショックが発生した場合、ドルが依然として安全資産と見なされるためだ」とリポートに記した。
出典:【米国市況】S&P500種は続落、半導体に売り-ドル一時146円22銭
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広報担当の須永野歩氏が21日、ブルームバーグの取材に対し明らかにした。「今回の値上げは通常の価格改定の一環」だと説明。車両価格は商品性に加え、市場や競合他社の動向を踏まえて決定していると言う。
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出典:トヨタ、米国で7月から値上げ-引き上げ幅は平均約3万9000円に
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FRBが公表した経済見通しでは、向こう数四半期にわたる米失業率とインフレの水準が切り上がり、成長率は切り下がった。「スタグフレーション」のリスクが高まった格好だ。・・・
FRB当局者の経済見通しでは、2025年から27年までの累積国内総生産(GDP)成長率は昨年12月時点の予想と比べて約1.25%ポイント低く、累積インフレ率は約1%ポイント高くなっている。
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出典:コラム:タカ派色強めたFRB議長、目先は視界不良で状況見極めへ
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トランプ氏は19日、イスラエルと軍事衝突が続くイランへの攻撃に踏み切るかどうか2週間以内に決めると表明していた。「最後通告」したとも明言し、イランが核協議で譲歩しなければ核施設への攻撃も辞さない構えを示してきた。イランは米国と交渉する前提としてイスラエルによるイランへの攻撃停止を求めていた。一方、トランプ氏はイスラエルの攻撃停止を要求するのは「困難だ」と述べていた。
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出典:トランプ氏、イラン核施設3カ所への攻撃発表 「成功裏に完了」
これらの記事を読んでいただいた通り、米国はスタグフレーション懸念が高まっている状況が続いている、と言えます。
米国経済は堅調で、トヨタなど自動車メーカーは値上げに踏み切っていくことでしょう。
値上げしても、一定数の購買力はあるため、問題ないと判断していると見ています。
また、地政学リスクとしてイラン、イスラエルの戦争などがあり、まだまだ物価の高騰要因は続いています。そんなな中、インフレの抑制を進めているものの、経済の力があるため、そこまでインフレの抑制になっていないという実情もあるでしょう。
よって、FRBもタカ派寄りにならざるを得ず、金利は据え置きの方向が続いています。
7月にも利下げか?!という記事もありますが、それは米国内の経済が停滞し始めた場合。
かつ、スタグフレーションを避けるため、地政学リスクの鎮静が重要になってくるかと思います。
ただし、チャートからは、円高ドル安へもうそろそろシフトさせないといけない局面にも見えるので、恐らくは、今週は円高材料のニュースが増えてくるんじゃないかと思っています。
ということで、今週のチャートはこういう推移になると考えています。

つまり、週明けは多少円安に触れますが、上位足のレジスタンスラインがあるため、そこから、1週間かけて144.5円付近までの円高進行になると予想しています。
皆さんは、どのように予想しますか?
経済指標カレンダー(マネックス証券HP)
マネックス証券のHPに掲載されている経済指標カレンダーは、以下のとおりです。
ちなみに、星2つ以上の重要度と日本、米国の2種のみに絞り掲載しています。
もし、詳しく見たい方は、直接HPで確認して下さい。

指標の発表を見ると、6月17日の21:30に発表がある、小売売上高の指標、設備稼働率の指標といったところでしょうか。
あとは、6月19日の深夜にあるFRB政策金利の発表といったところ。
日本も同様に、米国も金利は据え置き予想なので、サプライズはなく、市場への影響(ボラティリティ)は期待できないかなと思っています。
最後に
先週は、綺麗なチャートを作り、上昇トレンドを形成していましたが、今週は一変して調整局面でもあるかと思います。
そして、地政学リスクの高まり、金利の据え置きだが、7月以降の金利引き下げ示唆などがあり、今後の期待値としては日米金利差の縮小から円高進行へ触れる可能性があり、そういった視野でトレードをしていく必要があります。
トレードできそうなところだけ、トレードをして、よくわからない相場のときは手を出さない、これを徹底したら、勝てるようになると思います。
以上です。
次回、またお会いすることを楽しみにしています。
今週も楽しく過ごしましょう!
はしまさ