ライトバックとライトスルーについて

皆さん、こんにちは。はしまさです。

今日の勉強/スキルUPのテーマはこちら↓
「Write-Back」「Write-Through」についてです。

読み方はタイトルにある通り、「ライトバック」「ライトスルー」です。

ライトバック(Write-Back)とは?

ライトバックは、データの書き込みがまずキャッシュに行われ、その後、キャッシュの内容が不要になったタイミングや特定の条件が満たされたときに、キャッシュからメモリに書き戻される方式です。

キャッシュに書き込まれたデータは、メモリには直ちに反映されず、キャッシュ内で保持されます。

そのため、キャッシュ内のデータが変更されるとそれがメモリに書き戻されるためメモリの内容は更新されません。

ライトバック方式は、メモリへの書き込み回数を減らし、性能を向上されることが目的になります。ただし、キャッシュの内容がメモリとことなっているため、データの整合性に関する問題が発生する可能性があることは覚えておいてください。

ライトスルー(Write-Through)とは?

ライトスルーは、データの書き込みが同時にキャッシュとメモリの両方に行われる方式です。

データが書き込まれると、キャッシュとメモリの両方に即座に反映されるため、キャッシュとメモリの内容は常に一致します。

ライトスルー方式は、データの整合性を確保するために使用されますが、メモリへの書き込み回数が増えるため、性能は低下するという点については、抑えておいてください。

どちらの方式が適切化は、システムの要件や性能、整合性の必要性によって異なります。ただ、そう入っても、通常は、ライトバックは性能重視のシステムで使用され、ライトスルーはデータ整合性が重要なシステムで使用される傾向にあることは認識頂いてOKです。

以上、今日の学びでした!

また次回もよろしくおねがいします!

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