皆さん、おはようございます。はしまさです。
今日は、投資信託の今後について、少し考えていきたいと思います。
ここ数年。特にNISAができてからですが、日本国内では貯金から投資へのシフトが加速しています。
その中で、何に投資をしたら良いのか、そんな話が出てくると、大半がS&P500、オルカン(オールカントリー)の投資信託に投資したら良い、初心者はこれだけでいい。そんな言い方をされています。
一方で、日経新聞にはこんな記事が過去ありました。
さて、この記事をなぜ私が掲載したのか。
これから説明させていただきます。
注目されている投資信託の主な銘柄
皆さんは、投資信託の目論見書をみたことはありますか?
盲目的にみんなが投資をしている銘柄だから、といって投資している人は見ていないことでしょう。
実際に、投資信託の目論見書にどのような資産を保有しているのか、その構成が記載されています。
以下は、参考に「三菱UFJーe MAXIS_Slim_全世界株式(オール・カントリー)」が保有する投資銘柄を記載しました。
いかがでしょうか。
投資信託といっても、各個別企業への投資を行っていることがわかると思います。
オール・カントリー銘柄の構成
そして、オール・カントリー銘柄は名前のとおり、全世界への投資を行っています。
こちらも、目論見書から抜粋しました。
約64%はアメリカ企業に投資していますが、そのほか日本やイギリス、フランス、カナダなど残り40%はその他企業への投資になっています。
世界を牽引する企業の多くはアメリカなので、アメリカを中心に投資されていますが、一方でアメリカの景気動向に左右されるという一面もあります。
インデックス投資は、このような場合でもアメリカ以外の中国やインドが好調な場合もあるため、そういった意味では下落は抑えられる投資と言っていいと思っています。
今後の投資を考える
さて、こうやってオール・カントリーの投資信託を見てきましたが、ここで冒頭の日経新聞の記事に記載されていた、バフェット氏がアップル株の持ち株比率を下げていることについて、触れたいと思います。
投資信託の主要銘柄には、アップル株が含まれています。
バフェット氏がアップル株を売却し始めていることに対して、さまざまな意見があります。
例えば、アメリカの好景気の終わりのため、売却しているなど。
このような背景から、今後投資信託の成績は下がり、高値掴みしてしまうといった話も聞かれます。
64%をアメリカ企業に投資しているため、影響は免られないでしょう。
ただ、このような背景でも投資信託の良いところは長期で持つことでドルコスト平均法で投資の損失を最小限に抑えること、平均したら年間成績は上がることを享受できることにあります。
経済は長期的には成長するという考え方ですね。
なので、たとえ経済が悪化し始めても投資をし続けることで将来的に利益を大きく得ることができるようになります。
ということを考えると、投資信託への投資は引き続き効果はありそうだと思っています。
まぁ、投資は個人の判断のもとするものですので、1つの考え方としてみなさんの頭の中に入れておいていただけると嬉しいです。
今日は、投資信託が今後も継続的に成績を出せるかについて話をしてきました。
また次回も楽しみに待っていてください。
今日も楽しい1日にしましょう!
では、また!