みなさん、こんにちは。はしまさです。
今日は、EAIについて学んでいきたいと思います。
EAIとは
EAIとは、Enterprise Application Integrationの略です。
エンタープライズのコンピュータシステムにおけるアプリケーション間の統合を指す用語です。
エンタープライズの環境では、様々なアプリケーションやシステムが活用されいます。
それらが、それぞれ独立している場合は、情報の流れやデータの整合性が損なわれる可能性があります。
EAIは、これらの異なるアプリケーションやシステムを統合し、データやプロセスの連携を促進するためのアプローチや技術のことを指しています。
EAIを実現するには、中央集権型のハブ・アンド・スポークモデルや分散型のバスモデルなどがあります。
これらの手法には、メッセージングシステム、データベースリンク、APIなどの仕様が含まれています。
EAIの目的は、エンタープライズ内の異なるアプリケーションやシステムを効率的に連携させ、情報の一元化や処理の合理化を図ることです。これにより、企業はより効率的に業務を行い、組織全体の生産性を向上させることができます。
以下は、ハブ・アンド・スポークモデルのイメージ図です。
以下は、バスモデルのイメージ図です。
最後に、かんたんに例を挙げておきます。
1.データベース統合
企業内の異なるデータベースシステム間でデータの共有や動機を行うこと。
EAIを使用すると、異なるデータベース間でのデータの移行や変換を自動化できます。
例えば、顧客情報を含むCRMシステムと会計システムを連携させ、顧客の注文情報が自動的に請求書に反映されるようにすることができるようになります。
2.アプリケーション間メッセージング
EAIは、企業内の異なるアプリケーション間でメッセージを送受信するためのメッセージングシステムを構築するのに役立ちます。
例えば、生産管理システムから製品の在庫レベルをリアルタイムで取得し、これを在庫管理システムに反映させることができます。
3.APIの利用
EAIでは、さまざまなアプリケーションやシステムが提供するAPI(Application Programming Interface)を活用して、データや機能を統合します。
例えば、企業のウェブサイトとバックエンドの在庫管理すステムを連携させ、在庫状況をリアルタイムで顧客に表示することができます。
4.ビジネスプロセスの自動化
EAIは、異なるアプリケーションやシステム間でビジネスプロセスを自動化するためのワークフローエンジンやルールエンジンを導入するのに役立ちます。
例えば、受注システムが注文情報を取得し、それに基づいて生産スケジュールを自動的に調整するワークフローを構築することができます。
以上となります。
いかがでしたか?
イメージできたらなら、それでいいかなと思います。
自分のペースで勉強していきましょう!
ではまた!