皆さん、こんにちは。はしまさです。
日本の経済は順調にコロナ禍からの脱却を果たし、成長している。
そう思う人は多いのではないでしょうか。
それを象徴しているのが、企業の決算発表です。
スギホールディングスやNOKなど増収増益を発表し、2023年度の決算が好調だったことを各社発表しています。
各社ベースアップも視野に入れており、今後も継続して安定した収益確保の期待は高いのではないでしょうか。
オリエンタルランドは更なる成長を遂げる?!
今、注目なのが、オリエンタルランド。
東京ディズニーリゾート(TDR)を運営するオリエンタルランドは、2024年6月にエリア拡張を予定しているとのことです。
そのエリアは「ファンタジースプリングス」。
エリア内のアトラクションは、「アナと雪の女王」や「ピーター・パン」など4つのアトラクションを予定しているとのことです。
そして、特に注目なのが、チケット代。
今回のエリア拡大に合わせて新チケットの発売も行うというのだ。
新エリアの入場付きのチケット価格は、なんと通常のチケット価格の約2.9倍とのこと。
これは、強気に出たなという印象でした。
全国のアミューズメントパークを牽引する存在として価格アップを主導していると言ってもいいのではないでしょうか。
この新1日券の発売により、オリエンタルランドは相当の収益アップにつながる試算です。
記事によれば、仮に、2024年3月期よりも客単価が5%、客数が10〜20%増えた場合、売上高は約900億〜約1500億円押し上げられるとのことです。
オリエンタルランドは、限界利益率約7割となっているため、利益は約1,800億〜約2,000億円から、新エリア開業で約2,500億〜約3,200億円と約1,000億円ほど押し上げる試算となっています。
増配する企業も増加
このようにさまざまな好決算を叩き出した企業が増配を始めており、収益改善した企業の株主還元が始まっています。
こういう株主還元の開始は、やはり日本経済を支える心強い会社です。
企業の好決算、増配による株主還元が続けば、日経平均株価も順調に4万円を目指して成長することと思います。
期待値は高い
さて、株価を見ていると、今の日経平均株価は一旦小休止といったところでしょうか。
ただ、一方で米国の株価が弱さが見えており、想定外にアメリカ経済が強く、金利上昇によるインフレ抑制が進まない可能性が出てきました。
そのため、金利上昇の再燃があり、米国の株価が伸びにくくなってきています。
アメリカ経済の抑制が始まったら、いよいよ金利引き下げに動き始める期待値が高ま流ので、株価は上昇する可能性が高まります。
アメリカ経済に影響を受ける日本はその影響で期待値から株価は上昇に転じることでしょう。
というロジックで、日本経済はまだまだ強く動くのではないでしょうか。
ただ、日本の金利は他国と比べ低金利であり利上げも進まなかった背景から、今後金利の引き上げが行われれば、日本経済の停滞を呼ぶため、日本経済の頭打ちとなるでしょう。
いずれにせよ、今後のアメリカ経済の動向には注目が高いと言えます。