中国経済が減速?

みなさん、こんにちは。はしまさです。

少し前に「アメリカ経済はどこまで今の強さを維持できるのか」というテーマで記事を書きました。

この記事では、日本の主要貿易国についても触れました。
その際、日本の貿易の主要は中国ということをお伝えしました。

その中国経済について、今日は記事を元にお話ししたいと思います。

中国経済は減退しているのか

日経新聞の記事によれば、景況予測の厳しさについては、中国経済の見通しが不透明になったとの話がありました。

前々から中国経済の減速感はあったものの、ここへきて、「2023年の投資額よりも減らす」や「そもそも投資をしない」と回答している企業が全体の48%にまで高まってきているとのこと。

そして、減速感のある業界というのは、自動車や機械のメーカーと見られています。

日本の貿易主要国である中国の経済減速は、日本国企業へ悪影響を与えることは間違いありません。

もし、中国経済が減速した場合、貿易関連株の下落は避けられないでしょうし、円高にも振れる展開になるでしょう。

中国経済は緩慢な回復?!

一方で、ブルームバーグの記事では、中国経済は緩慢な回復に進んでいる話しがりました。

中国は、2023年成長率目標である5%前後の達成が、ほぼ確実となったとの記事です。

ただし、一方で焦点はデフレリスクや住宅など不動産にかかる危機、信用収縮が長引いていることも成長速度を鈍化させる要因になると見ている人も多く、経済の行末を注意して見ている人もいるようです。

実は2023年から投資は縮小気味だった?!

中国への投資は、日系企業は2023年10月頃からすでに投資控えの状況だったと見られています。

在中国日系企業は、投資縮小が50%弱で、不確実性などの懸念によるものとのこと。

アンケートの結果では、「投資はしない」は25%、「減らす」が22%だったとのことです。

「東京本社の中国への投資リスクの懸念」(商社)や「大陸や海外の需要が低迷し、販路拡大が難航すると推測」(食料品)、「データ越境の規制により、市場の不確実性が高まった」(情報通信)との意見もあり、2023年からすでに投資の縮小は始まっていたと見られます。

そう考えると、アンケートの結果は、徐々に悪くなっていることが伺えます。

日本では、新NISAの開始により個人投資家の資金の流入があり、日経株価を押し上げているような噂も立っていますが、それはあながち間違いではないかなと思っています。

世界経済が減速感が少しずつ出てきている中で、日本は一時的な投資熱により実態が見えにくくなってきているということなのでしょう。

そのため、投資熱が少し下がり始める2月そして、3月以降の株価下落が高いのではないでしょうか。

皆さんは、どう思いますか?

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