みなさん、こんにちは。はしまさです。
2024年は災害からスタートした年として、後世に伝わっていくでしょう。
そんな不運から始まった年でも、投資家にとっては投資先を考える際に、今回の災害に関連した銘柄も含め、検討します。
ロシアのウクライナ侵攻やコロナウイルスの蔓延などでもよくみられた光景です。
わかりやすいのは、コロナウイルスに効果のある新薬ができたと発表があった際、株価は爆上げしました。
もちろん、その前からも薬品関係などは株価の上昇が見られました。
そのほかで言うと、貿易関係を軸とする企業の株価が上昇するなども見られました。
そのため、今回の震災やJAL航空機の事故などを踏まえ、今年はどんな年になるのか。どんな銘柄が期待値が高いのかを少し予想したいと思います。
復興需要に伴う、衣食住に関連する銘柄の上昇が期待
これまでもそうですが、被災された都市の復活に向けて政府からの支援金、NPOなどからの募金による支援など手厚いサポートが入ります。
このサポートは何に使われるかが明確になった資金ですので、だからこそ復興に伴う最低限見込める経済効果がわかるとも言えます。
復興にあたっては、まずは衣食住に関する投資が先行すると予想されます。
例えば、ライフラインの確保、仮設住宅、全壊、半壊した建物の復興など。
これらを踏まえ、今季決算、翌期決算の想定をしてみてはいかがでしょうか。
これらの需要は地元還元を想定して使われることもありますが、やはり短期間で復興するためには、大手ゼネコンの力が必要になってきますので、そういった銘柄の情報を収集してみるのも一つです。
JALのインシデント対応が神
海外メディアにも取り上げられたとおり、今回のJALの日航機事故に関して、神対応だったと賞賛が上がっています。
日経新聞より「日航機事故、全員脱出は「奇跡」 海外メディア報道」
このような情報から、JALの株価に期待?となりそうですが、私はそうではなく、今後こういうインシデント対応に向けた取り組みを強化する動きがより一層高まるのでは?と思っています。
そう考えると、教育系、インシデント対応の状況を各社のIR情報から読み取り、株価への影響を考えるといった動きをしてみてもいいのではないかと考えています。
まとめ
株式投資は、今後の企業の価値向上の期待値が高まるかどうかで投資先を検討しても良いと思っています。
特に、長期的に投資をする場合は、一時的な特需ではなく、そこから何を得て企業価値の向上に繋げているのか、それをIR情報から読み解いていくことが重要だと思っています。
5年後を想定して各社どのような戦略を立てて企業価値を高めるのかを一度有価証券報告書、事業計画書などをみて、そこに今回の災害に関する復興需要を足し引きして投資先を想定してみてはいかがでしょうか。